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【決済代行サービスの選び方】 チェックしておきたい3つのポイントとは?

【決済代行サービスの選び方】 チェックしておきたい3つのポイントとは?

決済代行サービスを利用している企業が増えてきていますが、実際に決済代行サービスを導入する場合、どのようなサービスをどのような基準で選ぶべきか迷ってしまうこともあると思います。そこで今回は、決済代行サービスを導入する際の選び方について、信用リスク、決済管理機能、費用の観点からそれぞれ詳しく解説します。

信用リスクについて

実績があるか

決済代行サービスを利用するということは、売り上げの管理の一部を任せるということになりますので、信頼できる決済代行サービス会社に依頼する必要があります。そのため、初めにホームページなどで実績を調べて、どのくらいサービスの導入実績があるかどうか確認しましょう。有名企業への導入実績がある場合は、より信頼ができてリスクの低い決済代行サービス会社であると言えるでしょう。

 

実績の確認を怠って、導入する決済代行サービス会社を決めてしまうと、正しく売上金が振り込まれなかったり、システムの不具合が多かったりするなどのトラブルが発生してしまう可能性もあります。サービスの導入を無駄にしないためにも、運営企業の信用情報、導入実績や口コミを利用してサービスの比較を行い、信用できる決済代行サービス会社を選びましょう。

セキュリティ対策

決済代行サービスを利用する場合は、セキュリティ対策をしっかりとしているかの確認は必ず行う必要があります。具体的に、どのような取り組みを行っているかを確認してみましょう。

決済管理機能について

決済代行サービスを利用して事務処理を簡単にすることで、人件費を削減の他、繁忙期の対応能力の向上や売上拡大にも繋げることができるようになります。必要な決済管理機能について、サービスごとにしっかりと比較して検討することが重要です。

事務処理の効率化が期待できる決済管理機能

<一括処理>

クレジットカード決済の場合は、注文の内容をそれぞれ確認して取引を確定する売上処理が必要になります。売上処理を一覧画面から選択し、数十件の注文を一括処理できる場合と、注文を1件ずつでしか処理できない場合では、決済処理業務についての効率が大幅に変わってきます。

 

<ファイル処理>

ネットショップなど売上規模や商材の種類が多い場合は、短期間に数百~数万の受注がある場合があります。その場合は一括処理では追いつかない規模の決済処理になってしまいますので、ファイル処理の機能が必要になります。ファイル処理とは、処理内容をCSVファイルに用意してから一括処理を行う方法です。ファイル処理では一度に数百~数万の決済処理を行うことができます。

 

<自動検知>

コンビニ決済などでは、決済ごとの支払い番号に取引IDや金額が含まれているため、それぞれ照合する必要があります。自動検知機能は、支払い番号を定期的に自動取得し、対応する取引IDから決済を完了することができます。これにより作業効率を飛躍的に向上させることができます。

一つの管理画面で概ねの決済管理ができるか

特に重要なポイントが、決済管理を1つの管理画面で行うことができるかどうかという点です。決済方法によって違うシステムを利用しなければならない場合は、管理が煩雑になってしまいかねません。また、決済情報についての確認だけでなく、通常の業務で必要な決済変更や決済キャンセルなどの処理についても管理が可能かどうか確認しておく必要があります。

費用について

初期費用

決済代行サービスを利用する場合には、サービス導入による初期費用が発生する場合があります。一方で初期費用が発生しないサービスもありますので、新しく事業を立ち上げるので初期費用をなるべく負担したくないといった場合は、初期費用が無料のサービスを選ぶようにしましょう。

ランニングコスト

費用について比較する場合は、ランニングコストについても非常に重要になってきます。初期費用や月額基本料金が無料の場合でも、利用手数料によっては初期費用や月額基本料金が有料のサービスの方がコストを抑えることができる場合もあります。そのため、決済代行サービスの費用について比較して選ぶ際には、初期費用や月額利用料金、手数料などを利用件数に基づいて計算し、ランニングコストを算出してから比較する必要があると言えます。

 

決済代行サービスを選ぶ際には、まず信用できるサービスかどうかについて考える必要があります。特にセキュリティ対策については、安心してサービスを利用するためには確認が重要です。

また、決済処理の管理機能についても、一括で簡単に処理できるようなサービスを選ぶことで、売り上げの拡大や業務の効率化に繋げることが可能です。費用に関しては、初期費用だけでなくランニングコストについてもしっかりと比較することで、無駄な費用を掛けずに済みます。様々な観点から決済代行サービス会社を比較し、自社にとって最適なサービスを選びましょう。